観戦記 プロ野球オープン戦 中日ー阪神戦
2020年2月22日土曜日、
内野席はすでに完売していたため外野席をとった。
椅子はなく全面芝生だ。
そのおかげで昨季盗塁王の近本光司選手を間近で見ることができた。
今回の試合は新型コロナウイルス観戦拡大防止のためジェット風船の使用はご遠慮くださいと場内アナウンスの発表がされた。
試合が動いたのは2回表・阪神の攻撃。
2アウト走者1塁でキャッチャー坂本誠志郎がレフトスタンドに2ランホームランを放ち2点先制。
阪神ファン・応援団は大喜び。
だが、その裏・中日の攻撃でライト平田良介の打球が左中間ソロホームランとなり1点を返す展開となった。
このときのホームランは僕が観戦していたところから目測で2メートル離れた場所にボールが飛んできたのでヒヤリとした。
その後3回の表にはマルテのレフトスタンドに突き刺す2ランホームランに坂本誠志郎にタイムリーヒットがでて5ー1に。
4回表には近本光司がライトスタンドにソロホームランが飛び出して6−1と点差を広げることに成功した。
ただその裏で平田良介のタイムリーヒットがでて6−2となったが、その後両チームとも得点が入らず、そのまま阪神の勝利となった。
僕が印象に残ったのは9回裏・中日の攻撃。
この時阪神の投手は岩貞祐太で中日の打者は根尾昂の場面。1塁側から「かっ飛ばせ根尾」の応援が出たのに対し僕がいた場所では「あとひとり、あとひとり」めちゃくちゃ対照的だった。