2018年を最高の年にするには、、、。東京にて
僕が東京にいって来たのは、加藤秀視さん主催のコミュニテイセミナーに参加して来たからだった。
サブタイトルは「2018年を最高の年にするにはどうするか」この時期にうってつけの内容だった。
開始直後セミナー講師の加藤さんからある映画が示された。
『ビューティフル・マインド』…ノーベル経済学賞を受賞した天才数学者ジョン・ナッシュ氏の半生を描いた作品である。
彼は実在しないことだが、ある国からスパイ活動の任務を受けていると思い込んで日々を過ごしていた。
その後結婚をするのだが、妻の父親からは精神異常者と決めつけられてしまわれついには精神病院に入院させられてしまう。
それでもジョン・ナッシュ氏はノーベル経済学賞を獲ったのだから凄い人なのだ。
(僕はこの作品はまだ見たことがないので、見た後でこのブログにて感想を書く予定。)
で、加藤さんは何が言いたいのかというと、
「人は、自分の作った想像の世界でしか生きられない」というのだ。
言い換えれば、
『想像』は『創造』であると。
例えば、騙されるのではないかと想像している人は本当に騙されてしまうように各々の想像の癖を知ることが大事。しかもその想像の癖は正より負の方が残りやすいというのだ。
さらに
・自分は何に飢えているのか。
「飢え」があることによって想像をこえることができるという。逆に飢えを感じないのは、物がありふれるからだ。
・自分はどういう世界を想像しているのか。
人は各々環境下が異なるためこれについてもそれぞれ異なってくる。何を触れ、何に見聞きしているか。
・自分は何を想像したらワクワクするのか。
仕事のこと、趣味のこと、好きなこととなると出やすくなるのではないか。
ではどうやったら「想像力」が上がるのか?
① 想像性の枠を広げる経験を積むこと。
ドラマや映画の主人公と自分が重ね合わせることがあるのだが、これがそのことなのである。
②カルマを信じること。
ここで言うカルマとは自分の癖。何かをやっている時にどんな癖がでるのか。
参加者からは質問が飛び交い、僕も自分の師匠としている本を読んでも想像力が上がるのかと伺うと、
「その師匠としている人の自伝本を読むと良い。そうすると自分と重ね合わせやすくなる。」
と加藤さんから回答があった。
そういえば、元外交官で作家の佐藤優氏も読書を勧ていることを思い出した。理由として作者が書いた出来事を読者が疑似体験できるからだという。これも想像力を上げることになるのだろうか。
言葉では単純だが、中身はとても深くて濃くて、セミナーを終えても暫く会場にとどまっていた。